no space

ヨガの先生がやはり素敵すぎるのです。


アシュタンガヨガでは、呼吸とバンダとドリシュティ(視線)が大事。
先生は毎回レッスンが始まる前にそれを生徒に確認させます。
特に呼吸(呼吸だけに集中して練習するのが一番効果が高いように思います)。


「呼吸・バンダ・ドリシュティ。この3つだけよ!
No space for other things, for example, judgeing and comparing!


先生は女性だけど、声が低めでドスがきいているので、かなりしびれます。
ヨガやってて自分の体があーだこーだと言ったり、人と比べたりするのって、
確かに意味がないというか、もっと言うとマイナスでしかない。
正しく練習していれば、そんな「スペース」はないのであります。うん。


あと、良く聞くのが、前にも書いたけれども
「No excuse!」


「こないだ若い子が
『先生のヨガは哲学が多すぎる。私は26歳でまだそんな哲学は理解できない』
と言ってきたのよ。
でもね、哲学が全くないヨガは、ダンスよ。ストレッチよ。
26歳だからできないっていうのはただのexcuse。」


簡単に逃げちゃダメなんだな。
いろんなことから。
分かってるけど、人間って辛いことから良く逃げたくなるもんね。
ヨガは、そんな辛いことへの対処法を良く教えてくれます。


辛いっていうかあれなんですが、私は喉が狭くて、昔からモノを良く引っ掛けるんです。
昔、大きめのカプセルが喉に引っかかって飲めないので、割って飲んだりとかもしてました。
でも最近、むせる回数が減ったんです。


正確に言うと、モノが引っかかりかけた時に、昔はすぐに咳き込んでいたのですが、
今はちょっと呼吸をコントロールして、咳と呼吸量を押さえ、静かな不快感を感じつつ、
モノを行くべきところに促す、といったところです。


私は本当にモノを喉に引っかけていて、それが当たり前だと思っていたことだし、
まあなんかあれなんですが、助けられています、いろいろと。
ヨガさん、ありがとう。