ヨガと語学

上海が急に夏になりました。
昨日からいきなり30℃超え!もうぐったりです。
とはいえ朝晩はかなりひんやりするので、砂漠かよ!とツッコミ中。
本当に上海の3〜5月のお天気は難しい。


さて、長いことフローヨガにはまっていた私ですが、最近なんとなく
物足りなさを感じるようになってきました。
上級クラスに入っていたので「強度」は十分足りていたのですが、
このヨガはとにかく「流す」スタイル。
その名の通り"flow"なのです。
フローヨガはフロービンヤーサと言われていることもあるようですね。


教室や先生にもよるのかもしれませんが、アーサナ(ポーズ)やプラナ(呼吸)が
多少間違っていてもそのまま流してしまいがちで、
「うーん、ここんとこもうちょっと勉強したいんだけどなー」
と思うことが最近増えてきていました。
だいぶ考えながらヨガをするようになってきたのかもしれません。
以前は「流してとにかくこなす」ことに一生懸命だったのかも。


で、こういう時には不思議とちゃんと出会いが用意されているんですね。
最近アシュタンガヨガのレッドクラスができたんです。
アシュタンガにはレッドとマイソールという2つの練習方法があります。
レッドは先生の指示に従って練習するスタイル、マイソールはいわば自主練。
アシュタンガをやってる人にはマイソール好きな人が多いみたいなのですが、
私はまだちゃんと勉強してないのでマイソールクラスは行きづらくて。
なので、レッドクラスができたのはとても嬉しかったし、渡りに船でした。


レッドクラスは本当に「練習」。
プラナもアーサナもきっちりやって、先生もじっくり生徒を見る。
ちゃんと「勉強」してる感があります。
ジャンピングスルーも先生に注意されてじっくり練習したところ、
次のレッスンの時は先生も驚くくらい上手にできるようになりました。


でも、先生はマイソールで練習することが大事だと言います。
総合的な練習も苦手な部分を重点的に練習することもできるんだから、って。


で、こないだふと思ったのですが、これって語学の勉強にちょっと似てます。
私が今受けている中国語の科目で言うと、
レッドクラス=精読(文章を丁寧に読み込みながら、文法や言い回しや語彙を学ぶ)
マイソール=听与说(今ある知識を総動員して会話やヒアリングの練習)


文法は大事だけど、そればかりやっててもしゃべれるようにはならない。
いくらしゃべれてるつもりでも、ブロークンだと後で伸びなくなる。
どちらのもバランス良く取り入れることが大事なのかなあと。


先生から「あなた前に経験あるでしょ?何をどれくらいやってた?」と聞かれ、
ハタヨガとパワーヨガをやってたことを話すと、うなずきながら
「あなた注意したらすぐ良くなるから私も楽しい。マイソールにいらっしゃい」
と言われました。行ってもいいんですか?「もちろん!」


というわけで、今週末にマイソールクラスデビューしてきます!