銀行話

こないだ授業で習った「銀行の略称」が面白かったのでご紹介。
授業では一部しか習いませんでしたが、後で調べるともっとあることが判明。
結構「苦しいなあ〜」というのもあるのですけれど(この辺にはわりと寛容な私)。
ちなみに「存」は「お金を預けるという意味です。


中国建設銀行CBC):"存不存?"
中国銀行(BC):" 不存!"
中国農業銀行(ABC):"啊?不存?"
中国工商銀行(ICBC):"爱存不存! "
民生銀行(CMSB):"存么,傻B! "
招商銀行(CMBC):"存么,白痴 !"
国家開発銀行(CDB):"存点吧!"
興業銀行(CIB):"存一百!"
北京市商業銀行(BCCB):"白存,存不?"
匯豊銀行(HSBC):"还是不存!"


※民生銀行の本来の略称はCMBCだが、ここでは語呂を合わせるために
民生の中国語読みの(min sheng)を利用してCMSBという語呂を作った模様。
同じく、招商銀行の本来の略称はCMBだが、後にCが足されている。


で、上のは笑い話ですが、以下はリアル話。
たまに日本の銀行口座からキャッシュカードでお金を引き出すことがあるのですが、
今まで問題なく使えていたCirrusのカードが残高照会のみしかできなくなりました。
(工商銀行の複数支店と他行の支店で確認済み。)
Cirrusに問題があるのかと、先日実験的に作っておきながら利用していなかった
PLUSのカードを使ってみると、またしても同じ結果!
ただ、ふと思いついてcitibankのATMでPLUSを試してみると問題なく使えました!
citibankでCirrusは試していませんが、たぶんいける??)



CirrusもPLUSも世界的な銀行のオンラインシステムで、まあ大抵の国で使えます。
Cirrusはマスターカード系、PLUSはVISA系。
一体何が起きているのだろう?と訝しんでると、以下のようなニュースが。


VISAカードが中国から締め出される?−中国銀聯の逆襲


で、きっとこのせいだわ〜と思っていたのですが、wikiで、
実は日本の銀行がインターナショナルキャッシュカードの新規発行を軒並み終了
していることが分かりました。


みずほ銀行:2009年11月30日終了。
三菱東京UFJ銀行:2005年9月末終了。
三井住友銀行:2010年5月21日終了。


ソニー銀行香港上海銀行(HSBC)、新生銀行シティバンク銀行
それからスルガ銀行でも同じような機能を持つカードが作れますが、
口座の種類がちょっと違いますね。


うーん、ということは銀聯の動きに関係なく、何か他の理由があるのだろうか?
なんか良く分からなくなってきた…。
ただし、これから中国(少なくとも上海)で出先のATMを利用したい方は
少し注意された方がいいかもしれません。
ちなみに私がこないだcitiで成功したのはスルガ銀行のVISA PLUSです。


あと、海外送金についてはこちら↓のサイトなどに詳しいです。
手数料を節約して便利に海外送金する方法
私も良く参考にさせていただきました。


ただ、中国で不便だブツブツだなんて言っていますが、日本だとこうしたカードが
使えるATMってそもそもものすごく少ないですよね!
以前海外から来た友人が「お金が下ろしにくい!」とものすごく困ってました。
今はセブン銀行で使えるから少しマシでしょうが…。