HSK高等で9級が取れた!

帰国を約1ヶ月後に控え、何かと生活が慌ただしい。。。
と、ブログをさぼりがちな言い訳をまず最初にしてみました。


さて、上海で中国語の勉強を始めてから、毎回受けてきたHSKですが、
4月に受けた高等の結果が分かり、めでたく9級ゲットと相成りました。
わーいわーい!パチパチパチ!
少し前にWebで結果は見ていたのですが、一昨日証書を受け取り、やっと安心。
だって世界で一番信用できない「中国」と「自分」のやることですもの。
なかなか信じられなくって。


HSKの初中等と高等は試験の内容も違い、難度も高い。
一言で言えば変態さが増します。言葉は悪いですが、まさにそんな感じです。
あと、試験時間も全部で150分もあるので、心身共に本当に疲れます。
※HSK高等の試験内容やレベルについてまとめられたサイト。


特にリスニングの実況録音は変態。
難度の高さはもちろんですが、「なぜここまで…」と首をかしげるくらい音が悪い。
たぶんテレビの前にレコーダー置いて録音してるんじゃないかと思います。
屋外の雑音(クルマの音とか??)らしきものも入っているんです。


今回嬉しかったのは、作文が90点取れていたこと!これだけは11級レベルでした!
お題は結構難しく、「労働者の余暇の自由」についての短文を読み、その内容に
基づいて自分の考えを述べることを要求されます。
もう2ヶ月前のことなのでうろ覚えですが、確かざっとこんな感じだったと思います。

「労働者には8時間の労働時間以外に16時間の余暇時間がある。この時間は基本的に労働者が自由に使える。しかし、最近ある銀行が、行員が労働時間外に株の売買や大量の宝くじ購入などを行うことを禁止し、これについては権利の侵害だと訴える者もいる。あなたは労働者の余暇時間の過ごし方は自由であるべきだと考えるか?それとも制限することも可能だと考えるか?」


仕事の経験がある私にはまだ書きやすかったですが、そうではない大学生の友人は
「何を書いていいのか分からなかった!」と言っていました。
こういうのってちょっと運もありますよね。


思い起こせば、2008年11月に初めて受けたHSKの結果は、5級でした。
その1年半後に9級が取れているとは夢にも思わなかったです。
今年の3月初め「HSK高等に向けて勉強漬けになる!」と心に決めた私。
特に苦手なリスニング対策として、毎日「聴く」ことはもちろん、理解の助けになる
成語や慣用句を集中的に覚えました。
これは今かなり役に立っています。
そして、最後の1ヶ月は、毎週土日にHSK対策講座を受講しに行っていました。
ここで試験の傾向をしっかり教えてもらうことができ、とても助かりました。


私が今まで受けてきたHSK北京語言大学のもの(俗に言う従来版HSK)ですが、
今年から日本で受けられるのはHanbanという機関主催の新HSKに切り替わって
しまったので、4月は実質最後の受験だったのです。
ちゃんと結果を出すことができて本当に良かったなあと思いました。
ご指導いただいた学校内外の先生方、いつも応援してくれる友人や家族に感謝です。


ただ、実はその翌日に受けた初中等は、前日の疲れからか(笑)、またしても7級!
7級の証書が売るほどたまってきました。。。数点足りなくて。。。
来週末にまた初中等があるので、受け納めに行ってきます!
みんなは「もう受けなくていいじゃん」と言ってくれるけれど、何か気持ち悪いし。
今度こそ8級が取りたい…!がんばるぞ!