交感or副交感

夏は交感神経が優位に立ち、冬は副交感神経が優位に立ちます。
春と秋にその入れ替わりがあります。
春に変な人が増えたり、秋になんだか悲しくなっちゃう人が多いのは、
その入れ替わりが上手くいかない人が多いからかもしれません。


以前、そんな話をヨガの先生から聞きました。


上海は夏から一気に冬になりました。
心の準備も物理的な準備も全く間に合わないまま、真冬になりました。
切り替えが上手くできなかったのか、ちょっと気分が落ち込んだりもしましたが、
私は元気です(魔女宅で対抗>昨日のラピュタ祭@日本)。


交感神経と副交感神経と言えば、マッサージにも関係してきますよね。
学生時代に体育の授業でスポーツマッサージを良く受講していましたが、
(優秀な先生でしたが女子に異常に優しかった。これ以上は敢えて言わない)
先生が言っていた言葉で良く覚えているのが、


「被施術者が眠るマッサージは、良いマッサージではない」


マッサージが気持ち良くて眠ってしまうことは良くあるし、それが良いマッサージだと
思っている人は多いが(私もそう思っていましたが)、実はそれは間違い。
マッサージは「今この筋肉をほぐしてもらっている」とちゃんと感じさせることが重要。
寝ている間に「ほい、こんなにやっときましたー」っていうのでは効果が減る。
ずうーっと気持ち良くやさしくするのではなく、手技に強弱をつけることが必要。
寝せずに、今与えている刺激をちゃんと感じさせるのだ。


というのが主意だったと思います。
今までいろいろマッサージも受けてきてみて(含む整骨院)、一理あると思います。


普通、マッサージを受けている時に優位に立つのは副交感神経。
一方、マッサージの施術者はもちろん交感神経が優位に立っている状態でしょう。


ここから見てとれるのは、セルフマッサージの限界です。
自分で自分をもみもみしてる内には、交感神経も副交感神経も活発化せざるを得ない。
副交感神経が完全優位に立って、「ふわー」となる瞬間は訪れない。


でも、ヨガだと可能かもしれません。
「もみもみ」と「ふわー」を「同時」に感じなくて良いのであれば。
練習中は交感神経優位で、シャバアーサナで副交感神経を一気にオン。


うん、可能かもしれません。
しかも体内というか、内蔵までモミモミできるし。
(こないだ珍しく便秘してた時にヨガして、後でおならがぷうぷう出て困りました)


そうだ、一緒に感じなくてもいいんだよな。別に。うむ。


気分がどんよりしたおかげで、いろんなことを考えられました。感謝!