中国語泣いたり笑ったり

またしばらく勉強のことを書いてなかったから
遊んでばかりと思われてるかな。。。ひゃー!


今学期は「高級一(advanced course 1)」というクラスで勉強しています。
漢語進修生(中国語を専攻して学ぶコース)の一番上のコースは「高級二」。
順調に行けば次学期(最終学期)はそこで勉強することになります。
まあなんとなくきれいに終わるんじゃないでしょうか。。。


前回のHSKの結果があと少しで8級に届かず、ただでさえ悔しかったのに、
一緒に受けたクラスメイト(彼も前は同じ6級だった)が8級取れたことを知り、
うううー!!!!とこの数日間悔しがっています。


HSK(初中等)はヒアリング、文法、購読、総合の4科目からなっていて、
3科目8級が取れていれば、あとの1つは7級でも8級をくれます。
クラスメイトはそのパターンでした。


私もせっかくヒアリング以外は8級を取れていたのに、ヒアリングでとてつもない
失敗をしていて6級になっていたため、総合で7級になっていたんですね。
これまたHSKのルール。しかしヒアリング弱いんだなあ、私。。。
毎日いろいろ練習はしていますが、やっぱり苦手意識が先に立ってしまいます。
HSKで良い成績を取ることが最終目標ではないのですけれどね。


さてさて学校の様子。
高級ともなるとクラスメイトは日常会話には困らないので、最初から
ぺちゃくちゃしゃべったり、授業中にも発言したりしているのですが、
先日口語の授業で全員が短いスピーチをした後、先生がにっこり笑いながら


「君たちの中国語のレベルは高くありません。もちろん言いたい内容は分かりますよ。
でもね、君たちの中国語は『马路汉语』です」


马路は道路、汉语は中国のこと。
道路でぱったり会った人と話す分には困らない。困らないけれどもそれ止まり。
文法に間違いが多かったり、ボキャブラリーが少なくて言い換えが多かったりする。
そんな中国語のこと。
クラスは一斉にシーンとしてしまいました。


やっぱり高級クラスだなーと思いました。
でも私は、口語の先生がこんなふうに言ってくれるのはとても有り難いことだと思います。
口語、つまりスピーキングは、普段はどんどん「流れ」ちゃうものだから。
形となって残る作文などとは違い、上級になればなるほど、間違いをちゃんと指摘して
もらえる機会はどんどん減っていきます。
日常でも、意味が通じちゃうから訂正はされないんです。


言い換えをしないで適切な単語を覚えて使いましょう。
積極的に成語(四文字熟語のようなもの)を使いましょう。


そう話すおじいちゃん先生の指導に、ちょっと素直に従ってみようと思います。