端午節

今日は旧暦5月5日。端午の節句でお休みでした。
今日明日が祝日で、土曜日まで入れると3連休。
でも日曜日は木曜日分の振替授業/仕事があります。
中国のこのような祝日の処理方法が嫌い。。。


以前は中国も黄金周(ゴールデンウィーク)があったのですが、
1年に3回も1週間単位の休みがあると(春節、黄金周、国慶節)
社会機能が滞るとか、田舎のゴロツキが都会に出てきちゃうとかで、
黄金周は4月と5月にそれぞれ3連休(小長暇)を置くことになった模様。
中秋節国慶節は合体して、ちょっと長めのお休み。


黄金周分解の理由は、名目上は「中国の伝統的な祝日の復活」。
なので、清明節(新暦4月5日)と端午節(旧暦5月5日)がお休み。
中国が長い人も「あれ?昔はお休みじゃなかったよね?」って
戸惑っているみたいです。


中国の端午節ではみんな粽子(ちまき)を食べます。
日本でも端午の節句ではちまきを食べたりしますね。
私はあれが甘すぎてあまり好きではなかったのですが、中国のは好きです。
ちまきとか卵の黄身ちまきとか、しょっぱくておいしい。


端午節の紀元は以前授業で習いました。
愛国詩人として名高い屈原さん。
国が攻め落とされたのを嘆いて、川に身を投げ自殺してしまいました。
でも屈原の死体は上がらない。。。
村人は魚が屈原の死体を食べてしまわないよう、ちまきを川に投げました。


これがちまきを食べる由来なんですって。
ちょっとグロい感じがしたのは私だけでしょうか。。。
屈原の死体を探す時に船で探したので、龍船に乗る習慣も。
長崎では子どもの日にペーロン大会やったりしますが、これが関係してるんでしょうね。


まあ日本ではいくら「こどもの日」とは言っても、男子の節句
3月3日も休みにしなさいよ!と保育園の頃から思ってたのはヒミツ。


街でも粽子を売っていたけれど、その時はお腹が減っていなかったので買わなかった私。
中国人から「应该吃的(食べなきゃだめよ)」と言われているので、明日にでも…。