補語と時間表示
時間補語について「なんとなく理解」していた部分をすっきりさせたくて、
この本を読み返していました。
- 作者: 陳文〓,陸世光
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: 単行本
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説明が明解なことこの上ない。目からウロコ。
やっぱりこの本オススメです。
以下、引用。
Q.
動作の時間を表す場合、どんなときに状語を用い、どんなときに補語を用いるのですか?目的語はどこに置くのですか?
A.
動作がおこなわれる時点を表す成分は単独で状語になることはできますが、単独では補語になることができません。次の例では"夜里两点"は"到"と一緒になってはじめて補語になれます。
a.她夜里两点才睡。(彼女は夜中の2時にようやく寝る。)
b.她一直工作到夜里两点。(彼女は夜中の2時までずっと働いていた。)
動作がおこなわれる時間の長さを表す成分は、次のように、単独で状語になる場合と補語になる場合の2通りの語順があります。
a.她两个小时没休息了。(彼女はもう2時間休んでいない。)
b.她休息了两个小时。(彼女は2時間休んだ。)
名詞が目的語になる場合は、次のように動作時間の長さを表す動量補語の後ろに置かれるのがふつうです。(色は私が付け加えたもの。)
a.交换一下意见。(ちょっと意見交換する。)
b.学了两年英语。(2年間英語を学んだ。)
人名、地名及び人に対する呼称が目的語になる場合、補語の前と後ろの2通りの語順がありますが、人称代名詞が目的語になる場合は、次のように補語の前に置かれるのがふつです。
我见过他一面。(彼に1度会ったことがある。)
名詞が目的語になる例は、回数補語にも応用できますね。
a.我找了三次才找到钥匙。(3回探してやっと鍵の見つかったばい。)
b.我们讨论了两次中国问题。(中国の問題について2回討論したとよ。)
c.上星期老师考了我们两次。(先週先生の2回もテストしたとばい。)
ちょっと訳がおかしなことになっていますが気にしないように。
タグいらないやーと思ってたけど、やっぱりあった方がいいかなと思って実験中。