つながりつながるメモ
今テスト前でアレなんですが、ちょっとメモっておきたいことが。
上海には日本人学校が2校あるんです。これはすごいこと。
昨年の秋以降、かなり生徒数は減ったみたいですが。
そういえば、日本人向けの高級住宅地には日本人学校行きスクールバスが完備されている
そうなのですが(これもすごい)、年が明けたら9台が6台になっていたとか聞きました。
この他にも
・留学生数が減った(特に韓国人)
・救済措置として大学が学校食堂の食券を各留学生に100元分ずつ配った(私ももらった)
・年末に既に建設工事が止まっていた新天地のジュメイラホテルは完全に建設頓挫
・あまり必要が感じられない道路工事等の公共事業が市内のあちこちで打たれている
・先生が授業中に「政府が迅速に対応したため中国が受けた金融危機の影響は大きくない」
という例文を言っちゃう
・浦東の高いオフィスビルの空きがすごいらしい
といった小学校社会科レベルの身体値で「金融危機」を感じています。
閑話休題。
本当にメモりたかったのはココから。
昨日、調べものをしていて、上海日本人学校の校歌が
「作詞:陳舜臣、作曲:團伊玖磨」ということを知りました。豪華だなあ。
で、いろいろ見始めたら止まらなくなりました。
團伊玖磨(wiki)
- 蘇州で亡くなったのか。
- そういえば音楽の時間に「混声合唱組曲『筑後川』」を歌ったことがある。
- 『パイプのけむり』と言えば戸隠。
- 長崎県民にとって團伊玖磨と言えば「合唱と管弦楽による『西海讃歌』」(KTNの天気予報)
- 西海讃歌の詩は藤浦洸によるもの。
- 平戸の人だったのか。
- 「悲しき口笛」や「東京キッド」も彼だったのか。
- 年齢が上の人は知っているのかもしれないが、私は彼のこと全く知らなかった。
- 司馬遼太郎と大阪外大の同期だったのか。
- こないだクラスメイトが教えてくれるまで、大阪外大が阪大と合併したことを知らなかった。
- 陳舜臣のエッセイは学生時代に何か読んだ覚えがあるけれど、「上海にて」は彼ではなくて、えーと…あ、堀田善衛。
「上海にて」つながりで。
そういえばこないだ横光利一の「上海」という小説を借りて読みました。
横光利一(wiki)
- 横光利一は芥川龍之介に「君も上海に行くべきだ」と促されて上海へ行った。
- 時代設定は上海事変の頃だが、描写がいきいきしていて、くさい川の臭いやらも漂ってきそう。
- 混沌とした状況は、現在ともつながるところがある。
- 近所の道の名前が出てきて嬉しい(私が住んでいるところは、かつての日本租界の近くなので)。
- 作者: 陳舜臣
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- 作者: 横光利一
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以上。あーすっきりした。