ヨガつれづれ

やっぱり学校始まるとなかなか更新しなくなりますね。
でもヨガはやってたりして。あは。


(1)
ヨガスタジオでは、スタジオ備え付けのマットにマイカバーを敷くのですが、
そのカバーには小さなチタン(本物かあ?)グリップが散りばめられています。
子どものポーズの後、額がクリリンになっていることに最近気づきました。オス!


(2)
マズローの欲求五段階説っていうのがありますよね。
「組織行動論」で出てくるような懐かしい響き。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E7%90%86%E8%AB%96
で、最近、本当はマズローさんは、このピラミッドの一番上の「自己実現」の上に
さらに「他己実現」というものを作りたかったんだよ、という話を聞きました。
なるほど。なるほど。と思いました。
私の数人の知人のものすごく素晴らしい行動の理由を少し説明してくれる気がして、
この数日いろいろと考えていました。


その流れで、思い出したヨガの先生が言っていたこんな話。
「以前、先生(先生の先生)がケガをしているのに、レッスン後に生徒にマッサージを
してくれた時があった。私たちは先生に『そんなことなさらないでください』って言った。
でも先生はただ『私がマッサージをしてあげたいんだ。ただそれだけだ』って言うの。
その時私は意味が分からなかった。でも、最近分かる気がするの」


そう言いながら、今度は先生がマッサージや丁寧なアジャストをしてくれました。


(3)
こないだストレッチをしていたら、ローちゃんから
「今日は"feet up in the air head standing thing"やらないの?」
と聞かれました。
はい??と思って、良く聞いてみると、ヨガのヘッドスタンディングのことだった!
たまに部屋でやってるもので。。。
「私に見えた通りに表現するとそうなるのよ!」って言ってました。
ちなみにヘッドスタンディング、中国語では「头(頭)倒立」と言います。
こないだ初めて5分間(うち1分間は開脚)一度も足を下ろさずにヘッドスタンディングができた!


(4)
そういやだいぶ前のこと。「hip opening」というワークショップに参加しました。
先生によると、hipは他のところとちょっと変わっているそう。
肩、腕、腰といった他の部位を開く際に、痛みやひきつりを感じる部分は
誰でも大体同じだけれど、股関節に関しては、皆同じではないとか。
みんなで仰向けになって足を曲げて股関節を開き、痛みを感じる部分を
確認したら、確かに痛みを感じる部分は人それぞれでした。
で、間違っている人が多い、というか、そもそも股関節に何も感じてない(=間違い)
人も多いという、三角のポーズ(ねじりも含む)やハーフムーンなどを集中的に練習。


先生が何度も「ヨガとは、"connect"することよ」と言っていたのが印象的。
connectするのは、吸う息と吐く息、上と下、右と左、ハートと体などなど。


先生はダンカン・ウォンに師事しているのですが、途中、アジャストの仕方について
話が及んだ時、彼の話が出ました。
「ダンカンのアジャストはほんとにほんとにすばらしい。
でも、彼は口で説明しないというかできないというか。『相手に感じとらせる』人ね。
それにしても日本の女子はダンカンが好きよねー。キャーキャー言うもんねー」
とカワイ(私)を見る先生。いや私はそんなに好みじゃないんですけど。男前だけどね。


(5)
ダンカンはマドンナやらビョークにも教えてた有名な先生ですが、
スティングやらマドンナやらに教えてたと言えば、ダニー・パラダイス。
彼のワークショップも受けました。会員なら特別料金などいらないところがいいよねー。
日本のスタジオだったら絶対にとると思う。
ダニーさんは優しくていいおっちゃんな感じでした。


ダニーさんは中国語通訳さん(彼もヨギ)を連れて来ていて、自分は英語で話していました。
薬の話になり、「リーガルな薬がイリーガルな薬よりも体に与えるダメージが強いことあり」
と言うと、生徒から「じゃあ漢方は?」と質問が出ると、「あ、漢方はいい。あとお灸もね」
から始まって、例を挙げつつとくとくと話してくれました。
(このスタジオは英語ができる人がものすごく多い気がする。)
で、通訳する段階になってアップアップになった通訳さんが大胆にも
中药比西药好(漢方は西洋医学の薬より良い)」と丸めて約し、
参加者全体から思わず笑いが起きていました。



というわけで、ヨガ楽しんでいます。