むきふむき

旅行記まだ書き終わってないんですけどね。うはは。
待ち焦がれている方も特にいないと思うので、ぼちぼち書きます。てへへ。


私がヨガに出会ってから、既に5年以上。
こないだそのことに気づいて愕然としました。
ヨガは始めて10年までは初心者らしいので、気楽に楽しんでいます。
楽しくないと続かない、っていうのはヨガに限らず全てに言えることですね。


2003年夏。あの頃は主に仕事のことで、悩みに悩んでいました。
悩むことは別に悪いことだとは思いません。
でも、ずっとただただ悩むのはもったいない。いつか抜け出すために悩むならよし。
私はその時悩んだ副産物として、「自分が心身共に弱い」ことに気づくことができ、
結果として通い始めたジムでヨガに出会い、ダンスにも再会できました。


ファーストインプレッションというのは人以外にも大事だな、とその時に
思ったのですが、私のヨガに対するそれはとても良いものでした。
うまいこと気持ちよく楽しむことができ、
「社会経験が少なくて、悩み持ちのオトナが、いきなりこの快感を味わい、
指導者が『それはワシのおかげじゃ。今後もっとワシの言うことを聞け』って
もっともなことを述べたら、するっと騙されてしまうような気がする」
と思ったのを覚えています。
幸運なことに、私がこれまで習った先生の中にそういう人はいませんでしたが。


さて、ずっと前から「もしかして?」と考えていたところ、最近「やっぱり」と
確信に近いものを得たことがあります。


ヨガの最中、スタジオの外からマシンなどの騒音が聞こえることが良くありました。
最初は「うるさいなあ」と思っていたけど、先生が
「なんで『ガシャン』って言わせるの!っていちいち怒るんじゃなくて、
『ガシャン』って言ったなあ〜、ってただ受け入れればいいのよ」
って言うのを聞いてなるほどと思い、以後いろんな時にこの方法を使っています。
コレ、中国で大変役にたちます。いやマジで。


でも、そういうふうに心がけていてもたまに気になるのが隣の人の空気。
呼吸の音ではなく「息を止めている」音とか、「気張っている」雰囲気とか。
トイレの個室かよ!って思うこともしばしばで、不思議なことにそういう方って
大体男子なんですよね。ほんとに不思議なんだけど、日本でも中国でもそうです。
できないポーズを無理にやる。隣の人に負けないように足を上げてみる。
そういうことをやってて、個室状態に陥ってるみたいです。
言葉を選んで言えば、うーん、それって無意味ですよね(選んでない)。


ただ、中国の人は負けず嫌いの人が多いのか(なんとなくそう感じる)、
女性でもたまにそういう人を見かけます。
彼ら、足首にサポーターやら包帯やら巻いて、必死に毎日レッスンに来たりする。
そしてしばらくして顔を見なくなったり…とかね。
ヨガは自分の心身のためにやっているのだから、それは本末転倒だよ〜。


で、ヨガじゃないんですが、ついでなので。
中国語で厄介なのが発音だと思うのですが、自分のことは棚に上げて書きますが、
「発音が悪い」人は男子に多いという印象を持っています。自分の周りでね。
学習者の総数としては、おそらく女子の方が若干多いのに、です。
で、見ていると、男子は発音を他人(先生含む)から直されるのを嫌う傾向があるみたい。
あからさまにイヤな顔をしたり、注意を聞き流したり、とか。
女子はわりと「あ、なるほどね〜」って感じで素直に受け入れる感じ。


なんだろう、プライドが高いっていうか、もっと具体的に言うと、
「現在の『できない自分』をなかなか受け入れ難い」人が、男子に多いような気がします。
もちろん大雑把な傾向としてね。それが良いとか悪いとかも抜きにしてね。


ていうか、いいじゃん。できなくて。
できない自分も楽しんで、できるようになる過程も楽しもう!
なーんて私なんかは思うのですが。お気楽女子すぎるんですかね?
向き不向きとかってあまり言いたくないけど、ヨガはお気楽女子の方が楽しめるかな??


そういや以前読んだ本に「母国語能力が高すぎる人は外国語の学習に不向き」という
フレーズがあり、外国語の学習が進めば進むほど、高水準の母国語能力が必要になると
思っている私は、「???」と思い、さらに読んでみました。すると、
「母国語能力が高い=教育水準が高い=プライドが高い=簡単なことすら質問できない」
といった説明があって、そういうことか、と一応納得したのを思い出しました。
すっ飛ばしすぎの表現だっつーの。