鳥インフルエンザ

シーズン到来。
領事館からの緊急一斉通報が届きました。


今回亡くなった方が、鳥を購入したり、死んだ家禽へ接触していたとは言え、
居住地が北京市(ど真ん中じゃないけど)だったのがちょっとあれだわね。。。

以下抜粋。

鳥インフルエンザ関連情報(北京市における人への感染について)

1.1月6日、衛生部の発表及び新華社の報道によれば、北京市で高病原性鳥インフルエンザの人への感染が確認され、同人は死亡したとのことです。判明している今回の感染経過は以下のとおりです。

(1)患者は19歳の女性。福建省出身。2008年2月より北京市朝陽区三間房(当館注:東五環路の東側に位置する)に住んでいた。
(2)12月24日に発病し、27日には入院して治療をうけたが症状が悪化した後、1月5日午前7時20分に死亡した。
(3)1月5日、北京市疾病予防コントロールセンター及び中国疾病予防コントロールセンターが、患者のサンプルから鳥インフルエンザウイルス(H5N1)陽性を確認した。
(4)新華社の報道によれば、感染の発生後、北京市政府はこれを高度に重視し、計116名の密接接触者(家族、隣人、医療関係者等)に対して厳密な医学観察を実行しているが、これまでに臨床異常症状は現れていない。
(5)新華社の報道によれば、死亡した患者は発病前に死んだ家禽と接触しており、発病前に河北省の市場で生きた鳥を購入しているとのことです。

2.中国政府のこれまでの公表によれば、今回の事例をあわせて、中国における鳥インフルエンザの人への感染例は31例目、また死亡例は21例目になります。また、今年初めての感染例になります。
鳥インフルエンザ発生国である中国では、引き続き、不用意に鳥に近寄ったり触れたりせず、衛生管理にも十分注意してください。
その他、感染地域滞在の注意事項については、「海外渡航者のための鳥及び新型インフルエンザに関するQ&A」を御参照ください。
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/sars_qa.html

3.なお、当館では新たな情報が得られ次第、当館ホームページ及びメールマガジン等でお知らせします。