5/3〜5/4八戸

三沢空港着陸時に、空港の巨大さにびびりました。
そこからバスとタクシーを乗り継ぎ、第一目的地「八食センター」へ!
以前、岡山県にある「平田食事センター」へ行き、
大変興奮した思い出がありますが、ここはそんなもんじゃなかった!
広い広い敷地内に、鮮魚、青果、酒、おみやげ品などが売られており、
まさに青森県の食のテーマパークと言って過言ではないのです!


その中で買ったものを七輪で焼いて食べることができる!
お酒もセンター内で買ったものなら持ち込み自由です!


生ほっけ、ほたて貝、しいたけなどを焼きつつ、
あんこうのともあえ(あんこうの身と肝を味噌で和えたもの)、
油カレイの縁側のお刺身、すじこのおにぎりなどを楽しみます。
もちろんセンター内で買った地ビールを持ち込み!
あんこうのともあえ、お酒に合い過ぎです。


お腹いっぱいになったんですが、ホテルにチェックインして
ふらふらしてると、不思議とお腹がへってくる。
素敵なお店が立ち並ぶ路地へ吸い込まれていきました。
このお店は、日本酒を注文するとせんべいが敷かれてきます!
夫と2杯ずついただきました。
菊駒(青森)、八鶴(八戸)、愛姫(福島)、元旦しぼり(八戸)。

おつまみもすごくおいしかった!
としろ(アワビの肝)、莫久来(ばくらい、ホヤとなまこのこのわた和え)。


お店の方に、福島のお酒が一時風評被害で売れなくなったけれど、
それを知った日本酒ファンが飲むようになってV字回復した、という
話題をふってみたら、すごく冷静に、
「今年のお米は正直どうなるか分かりません。だから、今の内に去年仕込んだ
お酒を飲んでおかなければと私たちは思います。既にできあがったお酒が
風評被害で売れなくなるなんて、理解ができません。」
と答えてくださいました。
確かにその通りです。。。


次の日は朝からJRで陸奥湊へ。
この近くは港が津波の被害を受けました。

駅のすぐ近くに朝市が立ちます。
お母さんの後ろに貼ってある「がんばろう」の文字。
いろんなところで「がんばろう」って書いてあったけど、
これが一番ぐっときました。今見ても涙が出ます。

長崎も八戸を支えている?

日本一元気な朝ごはん!料金は函館なんかよりずっと良心的。
お味噌汁もおいしそうだった。。。

みんなおいしそうに食べています。でも、ここはぐっと我慢!
かなりの精神力を要しました。


私たちにはもう一つ目的地があって、そこを目指します。
ちょっと道に迷ったら、八戸酒造に出くわしました。

とても素敵な建物です。これが旅の醍醐味!


しばらく進むとあちらこちらに津波の跡が見えるようになりました。
ガードレールが折れ曲がって海に沈んでいたり、岸壁がずれていたり。
食品加工工場では、機械を外に運び出していました。


八戸のおいしいお魚を使って、おいしい加工品を作られる日が
また来ますように!水産加工という意味では長崎県はライバルです。
ライバルの復興を心から願っています。


少し進むと…あ!

あった!!

目的地の漁港ストアです。営業してます!


夫はここに来た時に、私を連れてきたいなあと思ったそうです。
漁師さんがちょっとお買い物したり、おそば食べたりするところ。
確かに私の大好物ですこれは!
でも、こちらも津波で全部流されてしまい、でもいち早く営業を
再開されたそうです。本当に頭が下がります。

私は海鮮支那そばを、夫はいわし天そばを注文。
いわしの天ぷらかと思ったらすりみ揚げだった!
すりみ揚げを天ぷらというのは九州と同じだ!

男山のコップに入っているのはお水ですよ(漁港ストアの名物)。


その後、天候が崩れましたが、八戸名物銭湯に入ってぽっかぽか。
写真はありません。


次は八戸ポータルミュージアムはっち」へ。
ここすばらしい。アートと日常生活や伝統文化をつなげる試みが成功。
何より、老若男女がいるのがすばらしいし、それが可能になるような
仕掛けがあちらこちらに見える。子育て支援センターも併設。
何より素敵なのは、飲食できるスポットがいっぱいあるとこ!
しかもそこにおばちゃん達がいっぱいいるとこ!
田舎の農産直売所もいいけれど、市中心部のきれいなビルの中で働くと
絶対また違うモチベーションが生まれると思う。みんなイキイキしてた。

私は地元高校生が開発したという鯖だしラーメンを(またラーメン)。

夫は鯖だしのせんべい汁を。


そして、今度はバスで蕪嶋神社へ。
ここはウミネコの繁殖地。そして、津波の被害がひどかったところ。
ちょうど繁殖シーズンに差し掛かり、ウミネコのお母さん達は、
卵をあっためていました。観光客も戻りつつあるようです。

もう文句を言うのをやめた狛犬












ここからバス(うみねこライン)で海岸線を走ります。
バスの中で夫がバイブルを手に今後の計画を考えます。



終点まで行って、また戻ってきました。


鮫駅ってインパクトあるなあ。


本八戸でおみやげや食料を買い込み、まずは青い森鉄道

マークかわいい。

人がいないので

車内で八戸名物の小唄寿司をいただきます。


その後、目時からはIGR(いわて銀河鉄道)になり、
好摩でJR花輪線へ乗り継ぎ。
時間があったので駅の周りをうろうろしたけど真っ暗!
でもコンビニを発見したので「桜顔超辛口」を購入!
今回の旅では東北全県のお酒を飲むのが目標なので。


そして荒屋新町に着いたのが22時くらい。
エキチカの民宿に投宿!