新たな展開?

ここ上海にて、私が韓国人に良く間違われることは何度も書いた通り。
先日友人が来た時にもその成果を如何なく発揮しました。
だって焼き芋売ってるおっちゃんからも言われたもんね。


ところが、こないだちょっと新たな展開が。


上海人の友人(女子)が誕生日が近いというのでディナーのお約束を。
お店のチョイスはお任せしたら、タイ料理とか食べれる人気のお店に。
番号札もらって30分以上並びました。


このお店、お誕生日の人がいたらスタッフが踊ったり歌ったりしてくれる…。
「このサービスいらないの?」と言ったら「恥ずかしいよ、いらない!」とのこと。
で、二人でぺちゃくちゃおしゃべりしながらご飯いただきました。
なかなかおいしかったなあ、ここ。


彼女とは1年ちょっと前からちょくちょく会っておしゃべりをしています。
日本のカウントの仕方だと彼女は私と同じ干支になるんだけれど、
中国のカウント(旧暦)だと辛うじて「一回り差」にはならない。
良かったよー、それで。だって「老龍と小龍」になっちゃうもん。
そう彼女に伝えると大ウケしてしばらく笑っていました。


もちろん彼女は日本語を勉強してて、私は中国語を勉強している身。
以前、彼女の日本語学習意欲が薄れた時期があって(日本文化への興味は薄れないまま)、
その頃は中国語中心で話していましたが、また最近学習意欲が復活したようで、
彼女は日本語を話し、私は中国語で話す、という自我の張り合いよう(笑)
でも話は通じてるからいいと思います。


なんか説明が長くなっちゃったけど、ひとしきりご飯食べてゆったりしていると、
スタッフ男子(おそらくフィリピン人)がやってきました。
「おいしかった?」という声かけです(正直うざいんだけれどね)。


私達「うん、おいしかったよ」
男子「君たち上海人?(中国語)」
友人「私は上海人で、彼女は日本人よ」
男子「ああ、そうなんだ!(私に向かって)日本人ね!」
私達「うん、そうよ」
男子「そうか、今日楽しんでくれたみたいで良かった!ところでさ、(私に向かって)

あなたほんとは日本人じゃなくて中国人でしょ?


いやいや…日本人て言うてるやん!
私が着てるこのmade in Japanっぽいカーディガン見てよ!


私「いや、マジで日本人だけど??」
男子「じゃあこれ分かる?『ドsじゃ江をfjヴィあどいふぉpdすい(日本語のつもり?)』」
私「え?何?今なんて言ったの?」
男子「ほら日本語分からないし!やっぱり日本人じゃないでしょ?」


いやちょっと待て!!お前の日本語が変なんだよ!!


そこから中国語を使って、相手が何を言いたかったのかを聞き出し、その日本語を推測し、
それだったらこう言わないと、というアドバイスをしましたが、彼はずっと上の空。
途中で「Enjoy〜!」と言い残して去って行きました。。。
また次に日本人に会ったらさっきの変な日本語言うんだろうな。。。


友人が「あなたが韓国人って言ったら彼は韓国語を話したのかな?それはそれですごいね」
と言ったのがちょっと印象的でした。
それは十分あり得るのです、上海では。
ちなみに友人は英語が話せるし、東方神起のファンなので、韓国語も少し分かるみたい。
すごいよね。


そういや私は韓国語は勉強してないけれど、韓国料理屋に行った時は
「チャロモッケスムニダ!(いただきます)」は言いますよ。
あと、「マシッソヨ!(おいしい)」もね。
韓国料理大好きです。