敦煌の莫高窟(ばっこうくつ)

最近ちょっと頭使うと知恵熱が出たりするアホアホな私。
こないだの旅行もちゃんと記録する自信がない。。。
で、思いついた時に思いついたことを記録しようと思います。


今日は東京のお友達ヨギうちこさんが、
「聖地チベット展」へ行ってこられた際に残された「目録メモ」に感化されて、
書きなぐった敦煌莫高窟」の感想を記録しておこうと思います。


NHK BSでこんな素敵な番組をやってるみたいです。いいないいな。
紹介ページで写真も少し見れます。
NHK敦煌莫高窟 美の全貌
あと基本情報。
莫高窟(wiki)


今回の参考図書:「地球の歩き方 西安敦煌ウルムチ '07〜'08」P.178〜P.195
主な解説はほとんどここに書いてあって、この余白にメモメモしました。
以下、メモメモの内容です。

  • 16第窟

莫高窟最大の窟。

  • 第17窟

16窟の中にある。
西域封鎖の時期のものなので、顔料の種類が少ない。
20世紀最大の発見である「敦煌文書」が隠されていた窟。
敦煌文書については井上靖の「敦煌」でもざくっと理解可能です。

  • 第57窟

特別窟(鑑賞料200元)。
日本人観光客に一番人気。
人気の秘密は美人菩薩。
カショさんが珍しく若い。
アナンダさんが珍しくかっこいい(この辺りはイケメンじゃない彼が多し)。
男の飛天がいる。
法隆寺の菩薩と似た菩薩がいる。
※中国のお寺などにいる日本語ができるガイドさんは良く
「迦葉(かしょう)と阿難(あなん)」と紹介する。
「アナンダ、もしくはアーナンダーさんですね!」と言っても
「いいえ、アナンです」と別の人のように言い切る人多し。

  • 第94窟

飾品の浮き彫り。
壁画の蓮の花がきれい。

  • 第130窟

飛天が2m。でかい。

  • 第148窟

李家のプライベート窟。涅槃窟。
ガイドブックには「釈迦弟子、天人、各国王子、菩薩、羅漢などが悲嘆の表情をして立っている」とあるが、
良く見ると笑っている人もいるので注意して見ること。
笑っているというよりも、微笑んでいる人々は、既に悟りを開いている菩薩たち。

中国の伝統的な考え方の影響を受け、涅槃図の中に
涅槃に入った後、母親が来たので一度起きる。
というくだりが出てくる!
聖☆おにいさんのノリだわ。。。

  • 第158窟

ガイドブックに「釈迦入滅を聞き集まった在俗信者、諸国の王が描かれるが、耳を割き、胸をかきむしったり、腹を指すなどして自分の身を傷つけて悲しみを表現していて特徴的である。親族の死にあたって自身を傷つけるという風習は、西アジアから西域にかけて行われたもののようである」とある。
痛そうな絵。
諸国の王とまとめられている中には、中国の天皇も含まれている。
涅槃像15.8m。
菩薩(笑)弟子(泣)

  • 第172窟

経典画が超上手い窟。
絵の中で空飛ぶ楽器の自動演奏が見れる。これはかわいい。

  • 第220窟

特別窟(鑑賞料200元)。
きれい。良く色が残っていてびっくり。

  • 第237窟

敦煌のシンボル「反弾琵琶」が描かれている。西域から伝わった。
「3羽のうさぎ」のパターンは、その後ヨーロッパへ伝わった。
鳥足人。ガランビンガ。


ガイドブックに「また、前室西壁の水月観音西夏)も見逃せない」とあるが、この壁画は今はない。
※前日に見学した敦煌郊外にある「榆林窟」の特別窟で水月観音が見れたらしい。。。
知らなかったため、見損ねた。。。ていうか案内なかったし。。。

  • 第275窟

一番古い。

  • 第427窟

前室の保存状態がいい。
ガイドブックに「頭部は角張って大きく、首も長めで胸部は厚い。それに比べて下半身は短く直立しており、ややバランスを欠いているが、これが随代の仏像様式の典型的な特徴。」
とあるが、これはひざまずいて仏像を見るとちょうどいいように作られているため。

  • 第428窟

インドっぽい。
西域から伝わってきた画法スタイル。
1400年前。
ぼさつかわいい。


ぼさつかわいい、って。。。
書きなぐるにもちょいとほどがあります。。。