国慶節の旅行
日本のシルバーウィークから遅れること少し。
中国も今年は国慶節(中国の建国記念日)と中秋節が合体して8日間というGWが生まれました。
こんな良い季節に旅行に行かない手はない!
というわけで行ってまいりました!
「ぜひ行っておいで!」と快く送り出してくれただんなっちに感謝。
より大きな地図で 2009年10月国慶節旅行 を表示
☆大まかなルート
上海
↓【空路】
寧夏回族自治区・銀川(賀蘭山壁画、西夏王陵)
↓【車】
内モンゴル・アラシャン
↓【車】
内モンゴル・エチナ(カラホト、バタンキリン砂漠)
↓【四駆でゴビ灘を突っ切る】
酒泉(河西走廊の中心)
↓【車】
嘉峪関(嘉峪関、懸垂長城)
↓【列車】
瓜州(楡林窟、鎖陽城)
↓【車】
敦煌(莫高窟、鳴沙山)
↓【空路】
上海
銀川やアラシャン、エチナなどは個人でなかなか行きにくいところのようなので、
ツアーに乗っかり、最終地の嘉峪関でツアーを離れ、友人と敦煌へ向かいました。
砂漠や故楊林などの自然に感嘆したり、その自然を利用して石窟を作った先人たちの
偉業というか執念深さに脱帽したり、あちこちで遭遇した「西夏」に思いをはせたり、
本当に有意義な旅でした。
あと、一つ個人的にすっきりしたことが。
敦煌の石窟でガイドさんの説明を聞いていて改めて思い出したことがあるのです。
今年の初めに西安へ行き、シルクロードをちょっぴり感じたつもりだったのですが、
やはり敦煌の「シルクロード感」はもう全くそんなものじゃなく、爆発系。興奮系。
私はそんなに歴史好きでもなく(高校で世界史を選択した程度)、小さい頃家にテレビが
なかったため(笑)、NHKの「シルクロード」もマチャアキの「西遊記」も見ていないのに、
なぜか前から意味もなくシルクロードには惹かれていたんですね。
その理由を、ガイドさんの「この壁画と同じ図柄が正倉院にもあります」という言葉で
思い出しました。
小学生の時に行った「ならシルクロード博」だ!
いやあ、刷り込みって恐ろしいわ。。。
どれくらい恐ろしいかというと、タクラマカン砂漠の体験ができる「タクラマ館」という
パビリオンがあったことを思い出したくらい。
しかしこのネーミングは秀逸だ。
今回の参考書。
- 作者: 井上靖
- 出版社/メーカー: 新潮社
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「NHKシルクロード第3巻 『幻の楼蘭、黒水城』」
写真もいっぱい撮ったんだけれど、ゆっくり日記を書けるかどうか怪しいなあ。。。