oz meets Gershwin

こないだの日曜日、上海音楽庁へ音楽を聴きに出かけました。
なんと小曽根真のコンサートがあったんです。
上海交響楽団とのコラボでガーシュウィン
大学時代、テレビを持っていなかった私は、毎日J-WAVEを聴いていました。
小曽根さんはその頃からJ-WAVEに番組を持っていて、良く聴いたもんです。
少年時代に、オスカー・ピーターソンの演奏を聞いて、この道に進もうと
決意したこの関西弁のジャズピアニストのしゃべくりがとても好きでした。


今回、チケットの購入にはかなり出遅れたのですが、なぜか1番前の左寄りの席!
ぽつんと1席だけ空いていたんですね。おひとり様もたまには良いことあるわ。
で、バイオリンから1m、小曽根さんまで2mみたいな位置で、バイオリンの音が
強く聞こえてしまうものの、小曽根さんの指の動きもバッチリ見えるし、
指揮者の表情まで見えるおいしい席でした!


指揮者がものすごく若くてイケメン(宣材写真が悪いので変えた方がいい)。
このままのだめに出れちゃうんじゃないかと思ったくらい。
ラプソディ・イン・ブルーもやったことだしね。
絶対私より若いと思っていろいろググったんですが、詳しい情報はなく…。


と思っていたら、小曽根さんのブログに書いてありました。
http://makotoozone.com/blog/?p=69
(小曽根さんも上海楽しかったみたいで良かった。)
30歳!やっぱり私より若い!まだジュリアードのマスターかあ。
Joshua Tan Kanmingさんと言うそうです。ガーシュウィン合ってる。
漫画で言うと「おいしい関係」の薫って感じの人でした。


しかし、ラプソディ・イン・ブルーは本当に良い曲ですね。
とっても楽しくなってくる。クラシックとジャズのおいしいところどり。


アンコールはソロを2曲。溶けました〜。
コステロのSHEはかなりぐっと来て、目がウルウルしました。
オーケストラのメンバーも聞き惚れていた様子が印象的。


やっぱり小曽根さんはええのう。音楽はええのう。芸術はええのう。
上海で芸術らしきものに触れたのは、秋に行った上海ビエンナーレ以来。
もうちょっとアンテナを張って、いろいろ見たり聞いたりしようと思いました。
再来週ポリーニ来るんだけど、チケットがべらぼうに高いんだよな。。。



写真は、上海ビエンナーレで見た岳敏君の「笑う男」シリーズ。