国籍不詳

先日、地下鉄の駅でおばさんから「ちょっと時間ありますか?」と聞かれました。
即座に完全無視した私。だって、そのおばさん全身どピンクの格好だったんだもん。
林家パー子以外その格好は許されない!日本でも速攻無視コースです。


そしたらそのおばさん
「あ〜らこの小姐(お嬢さん)、普通語が分からないのね。オホホホ」
ですって。キー!
こちとら普通語っていうか中国語全体良く分からないのですがそれが何か?※普通語っていうのは、北京語を基に作られた中国の共通語のことです。


パー子もどきおばさんからは中国の田舎の娘さんに間違われたようですが、
最近は韓国人に見られることがものすごく増えました。8割くらい。
こないだ北京の本屋で参考書を見ていたら「小姐、そこじゃないよ、こっちだよ」と
韓国人向け参考書のコーナーに連れて行かれたし。
「違うよ!こういうのが欲しいんだよ!」と手に持っていた本を見せると
「でもそれ、日本語で書いてあるけどいいの?」ってマジ顔で聞かれました。


こないだなんか、寮の満員エレベーターで、私の隣に立っていた日本人の女の子2人が
「うわー、日本人私たちだけだねー!」
と言っていたし。とうとうここまで来たか!と思いました。
確信がない限り、声に出しては言わないですもんね。そういうことって。


台風シーズンに「台風知ってる?日本にも毎年いっぱい来るんだよ」と
中国語で話しかけてきた日本人男子もいたっけなあ。
台風なんぞ日本だけでなく、中国にも韓国にも来るわい。
一体私をどこの国の人だと思ったのでしょうか。。。


まあどこの国の人に見られても別にいいんですけどね。
クラスメイトは「初めて見た時に、何語で話しかければいいのか迷った」とのことでした。
ここは中国。ニーハオって声かけてくれれば、それで良いと思います。


しかし、もう11月になってしまいました。早い…。
上海に来て2か月が過ぎたんですね。あっという間です。


中国語はそう上達していないけれど(汗)、上海にはだいぶ慣れました。
地下鉄のホームで子どもが縄跳びしながら電車を待っていても、
デパートの店員の友達らしき人が売り場の椅子に座ってDSしてても、
そんなに驚かなかったくらい。


でも。
adidasショップで、ビニールに包まれたサッカーボール(商品)を使って
店員がリフティングして遊んでるのを見た時には、少し驚きました。
いやまあ閉店間際だったし、しょうがないかなあ。
この辺り、私の驚きハードルがだいぶ高くなっております。