バウムクーヘン

昨日は夜遅くまで寮のドイツ人男子達が、「勝手にオクトーバーフェスト」をやっていました。
(タイトルは私が勝手につけました。)
寮の部屋や廊下でビールを飲んで騒いで、うるさかったことうるさかったこと!
噂によるとバスタブでビールを冷やしていたらしいです。やるなあ。
0時半頃誰かに怒られてやっと止めていましたが、その後缶を潰す音がずっと響いていた。。。


私のルームメイトもドイツ人ですが、真面目な彼女にはあの状況が恥ずかしかったらしく、
「我今天不是紱国人…(私、今日はドイツ人じゃない)」と言って布団を被っていました。


彼女はこのように礼儀正しい穏やかな子なのですが、先日近所のフットサルコートの付近で、
「みんな夜遅くまで良くサッカーやってるね。良く見かけるよね」と言うので、
「そうだね、みんな好きなんだねえ」と相づちを打つと、


「でも、みんな下手」


とばっさり切り捨てていました。
そりゃドイツと比べちゃダメだって!シュナイダー(キャプ翼の方)いるし!


ちなみに彼女は日本語の「ドイツ」っていう単語の語感が、冷たい感じがして嫌だそうです。
「トマト」とか「ポテト」もそうだと言っていたので、タ行で締めるとキツい感じなのかな?
来年日本に行く予定があるようなので、少しずつ単語を教えているのですが。


さて、ルームメイトやその友達に会うまで、私の中での「勝手に三大ドイツ名物」と言えば、
「ビール、ソーセージ、バウムクーヘン」だったのですが、今回面白いことが分かりました。
先日「ルームメイトと食べてね」とバウムクーヘンをいただいたのですが、その時に
私が「三大〜」の話をすると、彼女が変な顔をして「へ?なんで?」と言ったのです。
聞くと、バウムクーヘンは限られた地域でしか売られていないし、あまり食べないとのこと。


他のドイツ人友人に至っては「見たこともない。それ何?」状態でした。これにはびっくり!
アジア系で育ちはドイツの彼女が、上海でドイツ由来のお菓子バウムクーヘンを初めて見る。
しかもそのバウムクーヘンは「ジャパニーズスタイル」のお抹茶味。カオスであります。
この週末はバウムクーヘンで日独お茶会を開こうと思っています。
お抹茶はないので、紅茶や緑茶をいただきます。ごめんなさい、先生。


関係ないけど、「カオス理論」って耳で聞くと「顔擦り論」っていう美容法みたいですよね。


※今日の気になる例文コーナー
「我分明看见他走进你的房屋,你怎么说没看见他呢?」
訳 :私は彼が君の部屋に入って行くのをちゃんと見たのに、君はどうして彼を見かけなかったと言うのか?
感想:"君"の形勢不利。