1か月リポート(2)食べ物

食べ物!単語帳の書き込みもこの分野が一番多いです!
得意分野です!長くなります!よろしく!ついて来てね!


辛いものが好きなので、安い火鍋や四川料理が簡単に食べられるのが嬉しい。
麻辣湯という自分で好きな具や麺を選んで作ってもらうスープも好き。
基本的に、私がB級グルメ好きなのもありますが、おいしいものが多いのは
このラインだと思います。


もうちょっと良いものを食べたい人はというと。
街に出てお金さえ出せば食べられない料理はほぼないと言っていいですが、
味やサービスなどはもちろん日本(というか東京?)の方が洗練されています。
東京のグルマンさん達は、上海に来た時には、
・東京では食べられないもの(単純に「ない」もの、高すぎて無理なもの)を食べる
・東京より味が落ちてもいいから建物やゴージャス感など雰囲気を楽しめる店に行く
など、目的をきちんと絞っておくと、色々がっかりしないで済むかもです。
場所によっては、値段だけは東京と変わらなかったりもしますからねー。


さてさて、食べ物関係で私が一番嬉しいのは、果物が安いことです。
来たばかりの時は桃やプラムが旬でした。今は梨や柿。
梨も何種類かあるけれど、洋梨系も赤梨系もどっちもおいしいです。
もちろんりんごやバナナやみかんもあります。
忘れちゃいけないのがマンゴー。格安ですよ!


大体朝ご飯には果物とパンを食べています。
パンは普段は近所の店で買っていますが、街に出かけた時には「Yamazaki」の
ものを買ってきています。
Yamazakiはご存じ山パン(山崎パン)です。朝8時から朝8時まで(鳥肌)。
中国のパンはまだまだ発展途上。近所のカルフールのパンも今いちだったのか、
「パンがまずい」と元気をなくしていたドイツ人の友達は、Yamazakiの
パンでよみがえりました。
確かに他の店と比べるとちょっと高いけど、(種類を選べば)なかなかおいしい。
私は五穀パン(8元)がとってもお気に入りです。
「かおりはbad girlだ。私にYamazakiを教えたから(他の店より高いから)」と
彼女から言われました。知ったこちゃねー!


続けて「Yamazakiは日本でも有名ないいパン屋なのか?」と聞かれて困りました。
有名は有名だけど、正直コンビニやスーパーにあるチープなパンのイメージだし。
最初からプラスチック包装してある商品しか見たことがありません。
こちらのYamazakiは日本でも良くあるパン屋の形態をとっています。
店頭に並んだ焼きたてパンから選んだものをトレイに載せて、レジに持って行くアレ。
「うーん、中国のYamazakiの方が良いと思う」と言うと、「へー」と言いながら
彼女は不思議そうな顔をしていました。


その彼女とのやりとりで思い出すことができたのですが、そういえば1997年2月、
北京大学売店にまあまあまともなパンが1種類だけあって、そのパッケージに
VIE DE FRANCE」の文字を見つけて驚いた覚えがあります。
一応バゲットの体裁を整えていて、当時1本2元だったと思います。
VIE DE FRANCEは山パン系。ずっと早くから地盤固めをやっていたんですね。
山崎を「しゃんちー」と中国語読みするのではなく、敢えて「Yamazaki」と
読ませるところにもプライドを感じます。
店員も「欢迎光临(いらっしゃいませ)やまざ〜き〜」と言います。無表情で。


そうそう、上海でもアムウェイが集会やってました!鳥肌先生!(※山パンつながり)


で、パン屋と言えば、先日PAULを見つけたので、トライしてみたのですが、
値段が高い割に味はそこそこ。私が選んだパンが良くなかったのかもなあ。
今のところYamazakiの方がコストパフォーマンスが良いです。
ただ、PAULの店員さんの対応はものすごく良かったな〜。女の子かわいかったな〜。
びっくりしたのは中秋節に月餅を売っていたこと(PAULはフランス系)。
有楽町のPAULでおはぎを売っているようなものですよ!
聞くところによると、PAULは国ごとのフランチャイズ契約らしいので、
こういうことも可能なんでしょうね。


お昼ご飯は、クラスメイトと食べることが多く、中華、韓国料理、日本料理、
ファーストフードなどをローテする感じです。お昼が一番がっつり、かな。
そういえば良く行く店の壁が白いので、みんな「白い店」と呼んでいますが、
北京の時もみんなが良く行く「黄色い店」っていうのがあったなあ。
あのお店、まだあったりするのかしら。


ファーストフードには、ハムやチーズを入れた台湾クレープ(めちゃうまい)や
お持ち帰りの韓国風麺も含まれます。どちらも5元(80円)くらいです。

オーダー毎に茹でてくれる麺とピリ辛のタレが絡んでおいしい!
キムチ、もやし、昆布、落花生、味付きじゃがいも、きゅうりなど具沢山です。


夜は外に出たり、部屋で簡単なものを食べて済ませたり、いろいろです。
夜と言えばビールですが(?)、中国のビールは味が薄くて薄くて。安いけど。
先日授業中に「中国に来て辛いことは何か?」という話になって、
みんなが「中華料理が油っこい」とか「上海の空気が悪い」と答える中、
私は「ビールの味が薄い」と答えて、みんなの失笑を買いました。
そしてなぜかロシア人男子が大ウケしていました。さすがウォッカの国の人。


私はヨガをやりますが、ベジではありません。マクロビとかも絶対無理…。
ただ、今まではお肉よりお魚の方を良く食べていました。長崎っ子ですから。
でも、こちらではそうはいかないのが辛いところですね。
長崎のおいしいお魚を食べて育ってきた私には、こちらの川魚はなかなか食べ辛い。
日本の川魚は平気だけど、こっちのはなかなか泥くささも強烈で。
安いお店で食べたから処理が足りなかっただけなのかもしれませんが。
というわけで、自然と肉に偏りがち。いや肉もない時が多いかな。
豆腐とかを意識的にとるようにしています。


想像していたよりも「お刺身が恋しいなあ」とは思わないのですが、
こないだ実家の夕ご飯が「伊勢エビのお刺身とお味噌汁」と聞いた時には、
さすがに「食べたい。。。」と思いました。。。ずるい。。。


このように、日本中が避けている中国産の物をばりばり食べてがんばってまーす。