ニーハオキティ

大学の構内は、たくさんの車やバイクが走っていて危険です。
一体なぜこんなことを許しているのか全く理解できないのですが。
私の同学(クラスメイト)も「車から膝カックンされたことがある」そう…!
しかも運転していたおっちゃんが笑いながら言ったのは「不好意思」。
状況から判断するに、「わりいわりい」くらいの感じでしょうか。
「不好意思じゃなくて対不起(すみません)だろうがー!」と思ったそうです。
本当にそうよね。。。


出発の際、みんなから「食べ物や水に気をつけてね」と言っていただいたけれど、
食べ物より水より、何より車とバイクが危険!
病気する確率より、交通事故に遭う確率が高いと思います。
特に危ないのがバイク。こちらのバイクは電動(?)のためエンジンの音がせず、
近づいてくるのになかなか気づけず危険です。


そういえば先日、「こんな事故があったので気をつけるように」という注意喚起の
ポスターを見たのですが、そこには事故現場の写真がありました。
中国らしいのは、横たわる被害者(亡くなっている)も写っている点。。。
テレビや新聞もそうだけど、こういうのってまず日本ではあり得ないですよね。


さて、昼間に同屋(ルームメイト)と外で話していると、彼女が
「あれ見て!」と1台のミニバイクを指差しました。
それはピンクのHello Kittyバイク。うわ。。。(私はキティちゃんが苦手)


中国でもキティちゃんは人気が高いみたいで、デパートにキティ売り場もあるし、
ヨガスタジオでもキティヨガマットを売っているのを見かけました。
そう彼女に話すと、「あ、私もヨガマット見た!でも私キティ嫌いなんだよね」と
返事が返ってきたので、嬉しくなって「実は私もそうなの!」と答えました。


彼女はこう続けます。
「私の同学でね、キティのものばっかり身につけてる人がいるの」
「うわー、全身キティ?ありえなーい!」
「でしょ?しかも彼女、私より3つも年上なのよ。あれはちょっとどうかと思う」
彼女は20歳なので、そのキティラーは23歳かあ。


私はここで重大な事実に気づきます。
彼女より11歳年上の私、部屋にミッフィーグッズをいっぱい置いております。
(タオル類、スリッパ、ポーチ、ペンなど。ポストカードも飾っているし)


私の中で、ミッフィーとキティは全く異なるものなのですが、もしかしたら彼女は
私のこともさっきのキティラーのように思っているのでしょうか。
そして、遠回しに私に注意をしているのでしょうか。


今日は怖くて聞けず、
「ほんとほんと、キティって猫だもんね。あはは」
という意味不明の台詞で会話を締めくくりました。