中国語
早いもので上海に来て丸1週間が経ちました。
今日は雨がたくさん降ったなあ。
雨が上がった夕方、初めてクリアな空を見ました。一部分だったけれど。
私は学生時代に中国語を履修してはいたものの、当時どっぷりと浸って
勉強をした覚えはあまりありません。
中国語の勉強は嫌いではなかったけれど、熱心に勉強していた友人達に比べて、
中国語や中国文化というか、そもそも「中国という国」に、そこまで深い関心を
持っていなかったのがその大きな要因だったと思います。
なので、中国語が特に得意だったわけでも、成績が良かったわけでもなく、
当時のクラスメイトは「なんであのかおりんが中国に?それも今?」と
思っていることでしょう。
大学を卒業して約10年が経ちましたが、その間中国語に触れる機会は殆どなく、
元々乏しかった私の知識は、さらにどんどん失われていきました。
もったいないことをしたものだな、と少し思わないでもありませんが、
語学って、ただのツールですよね(ただし大変重要なツールですが)。
この10年間、中国語というツールの使用を迫られた場面もあまりなかったし、
ツールを使ってみたいという強い思いも、この10年間私にはなかった。
ただそれだけのことかな、とも思います。
皮肉なことに、語学力が底打ちした頃から中国への関心は高まりました。
日本、いや世界の将来は、良い意味でも悪い意味でも中国抜きでは語れない。
その事実をきちんと認識している日本人はどれくらいいるのだろうか?
私も含めて「覚悟」がまだまだ足りないのではないか?
池上彰さんが「そうだったのか!中国」の前書きで書いていらっしゃるように、
「私たちは中国という隣人から引っ越すことはできない」というのに。
そんなことを考える場面が多くなってからでしょうか。
中国に行って今の中国について知りたい、そして中国語をもう1度ちゃんと勉強したい、
そう思うようになりました。
数ヶ月前から中国語の勉強を再開しましたが、これが結構楽しかった♪
仕事に行く前や仕事が終わってから、スタバで勉強することが多かったのですが、
スタバに行くと勉強している社会人が他にもたくさんいて励みになりました。
出発前には「みんなの分まで勉強してきます!」と心の中で敬礼しました。
いや、しゃべったことある人は1人もいないんですけどね。。。
さてさて、今日は入学式でした。
これで晴れて女子大生となったわけですし、2年間しっかり勉強したいと思います。
※追記
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高校の時の世界史ではここまできちんと教わらなかったな…、という
私のような人にはオススメです。
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上の本でちょっと勉強してから読んだので分かりやすかったです。