ex同屋

昔のルームメイト。
中国語で「以前的同屋」って言うのが段々面倒くさくなって、
「ex同屋」って言ったら、すごくウケました。
ローちゃんに。


今日は最後の2人ディナー。

チーズクリームソースのパスタ、ブロッコリーの炒め物、サラダ、ワイン。
そして、蓮根の炒め物。
さすが一緒にご飯食べてる時に、隣のテーブルの知らない中国人のおっさんから
「お前ら野菜しか食わないのか!」って言われた2人だけのことはあるわ〜。



今日のために買った蓮根。3節で3元くらい。


皆さんご存じのとおり、ヨーロッパでは蓮根を食べません。
一緒に初めて火鍋を食べに行った時、
「かおり、ワタシはlotusが食べたい」と言ったローちゃん。
でも、私は蓮根を中国語で何というか知らなかった(藕と言います)。


「蓮根」って漢字で書いても店員には通じず。。。
私はとうとう絵を描きました。
「あのね、こんな根っこみたいなのでね、切ったら穴が開いてるの(断面図)!」
何とこれが通じた!
ロー様は「おいしいおいしい」とお召し上がりになり、その後
「一番好きな野菜は?」って聞かれたら「lotus」って言うようになっちゃった。


さらに、蓮の花を見ても「おいしそう(日本語)」って言うように(教育失敗)。


今日食べきれなかった蓮根さん、持って帰ったら?って言ったら、
嬉しそうに打包(お持ち帰り)したロー様。


帰る前、私にプレゼントをくれた。
1か月くらいかけて作ったという写真いっぱいのスクラップブック。
タイトルは
「one city, one year, two persons」
1年間撮りためた写真が中国語のコメントと共に。
ちょっと泣きそうになった。


それから、「勉強しなさい」って日本語で書いてある大量のポストイット
「私がいなくなったら誰も言わなくなるから」って。
机の周りに貼ってねって。
ちなみに11歳年下なんですけどね。。。彼女。。。


高校卒業後、10数年間気ままに一人暮らしをしてきて、
「今更他人とは一緒に住めん!」と寮の1人部屋を希望したけど、
あっけなく夢破れ、2人部屋に住むこととなった私。
ローちゃんも偶然同じ日に上海へ到着し、部屋で顔を合わせた時はほんとにドキドキした。
その内、この部屋出て行こうって思ってた。


でも、ローちゃんとの生活は本当に楽しかった。
半年で出る予定を延長して、とうとう1年近く一緒に住んじゃった。
今思えばあっという間だったな。


実は、他人となんか住めない!って思ってたのは私だけじゃなかった。
ローちゃんも同じだった。
「どうしても我慢できなかったら寮を出なさい」って
ご両親からも言われてたみたい。
でもその数ヶ月後、私はそのご両親とも仲良くなっていた始末(特にママ)。


私も他人との共同生活ができる!
これは私にとって、とても自信になった。本当に。


ローちゃんとの別れ際。
今までハグなんかしたことなかったけど、今日はどちらからともなくハグした。
1回ハグして、もう1回ハグ。


また、絶対に会おうね。
(実は来年会う予定が既にあるんだけどね〜♪)