上海のおばちゃん

うわお!台風"莫拉克"渋いコース来てる!
九州人の血を刺激するわねえ。
http://flash.weather.com.cn/typhoon_2009/taifeng.swf?code=ID


今日の午後、大家さんから
「明日ケーブルテレビの人が設定行って大丈夫?」って聞かれて、
いいですよーって答えたけど、本当に来るんかいな?
まあこんな天気じゃお出かけもしないから、待つだけ待ってみましょ。


テレビのことについては、また今度まとめて書きましょう。
マンションのサービスデスクと大家とケーブルテレビ会社の間で
ハラホロヒレハレーって感じに振り回されてた2週間だったわー。
勉強だと思って、ちょっとこのやりとりを楽しんでいたのも事実だけれど。


中国人って、というか、もしかしたら特に上海人がそうなのかもしれないけれど、
言葉(中国語/上海語)ができない人(外国人/外地人)にはかなり冷たくて、
言葉ができるようになってくると、接する態度がわりと友好的になる感じがする。
あー、やっぱ上海かな。北京とかだと知らない人にもやさしいもんなー。


以前からそう思っていたけれど、やっぱり最近そう思う場面が多いと話すと、
上海人じゃない中国人が、「それは『言葉』だけじゃないよ」と言う。
「上海人の看法(考え方)を理解したら、というか、理解しているということが
相手の上海人に伝われば、その後は友好的になるというか、話が早くなるのよ」


なるほど同感。
そして彼女の「でも、上海の老阿姨(おばちゃん)は嫌い!」にもほぼ同感。
上海のおばちゃんは世界最強の生き物だからなあ。
とにかく怖いしなあ。
あれは殺しても死なん。


でも、たまにかわいいおばちゃんもいるんだよ。


こないだコンビニで買い物した時、お会計が10元5毛だったんだけど、
10元札3枚だけをポケットに入れていた私。
「ごめんなさい、、、」って20元出したら、
コンビニ店員のおばちゃんから超怒られた。


「5毛ないの!」
「ないの。。。」
「1元ないの!」
「ないの。。。」
「5元ないの!」
「ないの。。。」
「ほんとにないの!」
「ないの。。。」


(しばらく上海語でぶつぶつ文句を言われる)


「あのー、私商品安いのに替えようか?」
「もういいよ、今度5毛持ってきな」


つまりおまけ。
どうせおまけするんだったら最初からすればいいのに、と思う気持ちと、
コンビニでおまけしてて大丈夫か?という複雑な気持ちに駆られました。


で、なんかすっきりしなかったので、1時間後くらいにコンビニに行って
「はい、さっきの5毛」っておばちゃんにお金渡したら


「は?何これ?」


えーーーー!さっき足りなかった5毛だよ!忘れたの!


「あ、さっきの!おばちゃん忘れてたよー。あはははー。
でもありがとねー。あんた来るの早いねー(照)」


キー!!!と思いながらも、照れ笑いをするおばちゃんがちょっとかわいくて
ちょっと笑ってしまいました。


あと、こないだスーパーで油揚げを買ったら、レジのおばちゃんが
「これおいしいの?どうやって食べるの?」って聞いてきたので
「焼いても煮てもいいし、スープに入れてもおいしいよ」と言ったら
「そうなんだ。食べたことないんだよね。今度買おうかな」って言った後に


「で、あんた何人?」


って聞いてきました。。。


日本人だって分かったから聞いてきたんじゃないの!違うの?うえーん。


上海のおばちゃんにココロを鍛えられる毎日です。