クリスマス☆クリスマス

日本にいる時は、クリスマスにあまり興味が持てませんでした。
商業ベースのクリスマス文化がイマイチ好きじゃなくて、なんて言うと
ちょっとかっこいいけど(かっこいいか?)、要はあまのじゃくなので
あまりにもみんながクリスマスクリスマス言ってると、引いちゃうんです。


小学生の頃までは、サンタさんがくれるプレゼントが気になったり
(でもうちに来るサンタさんは「ジェニーちゃんが欲しい」ってお願いしても、
本や日記帳しかくれない厳しいサンタさんだったと記憶しておりますが)、
ピアノの発表会があったりしてそれなり大変だったけれど。


ところが、今年はなぜか上海でクリスマスに否応なくどっぷり浸かっている私。
その理由はもちろん、ルームメイトのローちゃんがドイツ人だからですね〜。
おかげさまでドイツのクリスマス事情とスイーツの種類にはかなり詳しくなりました。

ローママ手作りのアドベントカレンダー

こうやって毎朝いそいそと開けています。

中身がヒミツなのがアドベントカレンダーですが、たまに見えてるのがお茶目。
12日はメントスだな。よしよし。


ドイツにはサンタクロースはいなくて、24日には天使がプレゼントをくれるそうです。
でも、24日以外にもプレゼントをもらえる日があって、それが12月6日。
聖ニコラウスさんがお菓子などをくれるのだそうです。

朝起きたらブーツにお菓子がぎっしり入っていました。靴下用意してなかったから。。。

アドベントカレンダーもこの日はちょっと特別。ピアス付きです。
さらに、ドアがノックされたので出てみると、大変なことになっていました。

お菓子やピーナッツが!靴下の代わりにホテルのスリッパ(笑)
どうやらニコラウスさんはメリディアンに泊まっていたらしい。
別のドイツ人の友人が彼から頼まれてオフィシャルアシスタントを務めたそうです。



この人がニコラウスさんです。


アドベントカレンダーの中身も毎日毎日楽しくてしょうがありません。

豚さんもフルーツもマジパンでできています。このマジパンがまたおいしい。
でも、豚さんがかわいすぎて食べられません。
ローって名前つけて可愛がっていたら怒られました。
あと、「これフライドポテト?」って聞いたら「バナナ!」って怒られました。



サンタクロースのキャンドル。宇宙を背負わせてみました。
24日にはこれは隠さないといけないらしい。
「サンタクロースはコカ・コーラが作ったもので、ドイツにはいない。天使が怒る!」
でもこういうグッズはあることはあるわけね。複雑だなあ。



これは昔話にちなんだ組み立てもの(こういうの何て言うんだっけ?)。
ちなみに「ハメルーンの笛吹き」だったので、この話を知ってると言うと喜んでました。


あと、クリスマスソングを延々と聞かされます。
基本的にドイツ語より英語ものが好きなようですが、変わった曲がかかると解説が入ります。


「これは24日にしか聞かない曲だね」
「これは子どもが好きで良く歌うよ」
「このドイツ語のフレーズには意味がなくて、鈴がリンリンなってる様子を表現してる」
この辺りはいいのですが、


「これはケルンの方言で歌ってるの。(1フレーズ聞いて止めて)こういう意味(説明)。
(また1フレーズ聞いて)キャキャキャ!○○だって!標準ドイツ語だと△△なのに!


ドイツ語が分からないので、その面白さは理解できないってば。


で、「面白かった〜。どうもありがとう」と締めようとしたら


「まだ話し終わってないんだけど?」


あ、そうですか。。。すみません。。。
そしてまたこの後も延々と解説を聞かされたましたとさ。。。


ずっと写真撮ってたら、「かおり、あなたパパラッチみたいよ」って言われた。えーん。



※先週の地元ニュースにつっこみ
(1)http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20081203/05.shtml
なぜ!なぜ!なぜこの時期に!


(2)http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2008120403.shtml
さすがマダム…!素敵です!今度長崎に帰ったら行ってみようっと。