プレゼント

明け方、夢に、亡くなった父方の祖母が出てきました。
ちょっぴり若返ったおばあちゃんが私にこう聞きます。


「ちえ(妹)も結婚するとに、かおりはまだ結婚せんとね?
あんたはもう結婚せんとね?」


いきなり先制パンチ。私は答えました。
「いや、私もちゃんと結婚するつもりよ」


おばあちゃんは笑って
「そうね、それなら良かった。おばあちゃん、あんたはもう
結婚せんつもりかと思っとった。良かった」


そこで目が覚めました。


もう寝れなくなったので、勉強をしていました。
7時にルームメイトが起きてきて、満面の笑みを浮かべて言います。
「かおり!今日からお菓子が食べられるよ!」
一瞬何のことか分かるまでに時間がかかりました。
彼女のお母さんが2人分のアドベントカレンダーを作って、ドイツから
送ってくださって、それを今日から1日1つずつ開けるんです。
今日から12月か。早いな。そう思いながら、お菓子を開ける彼女の姿を
写真に撮っている時、何かが心に引っかかりました。


ああ、おばあちゃんの命日だったんだ。


おばあちゃんは、良い年をして上海に来た孫のことが心配で心配で
様子を見に来てくれたんだね。ありがとう。